2010年1月18日月曜日

睡眠中に行くあの世の世界

魂は睡眠時に霊界に行っていることが、よくあります。

睡眠時に霊界に来ている人たちの多くは、自覚的ではないため、

夢遊病者のように、目をつぶり、ふあふあと浮いています。


あの世には、こういう人たちがたくさんいます。

そしてときどき、何か印象的なことがあると、目をカッと開いて、

それを見たりしています。


しかし、この世に戻ってきたときには、それが翻訳されて、

少し別なかたちの記憶になっています。


なかには、夜中にいつもあの世に行き、一定のところで

活動している人もいます。


実在界で特別な仕事をしていて、あの世の人と付き合っている人も

いるのです。

しかし、起きているときは、それを忘れていることが多いわけです。


親族などと会っている夢を見て、起きてからも、それを覚えている人

は多いはず。


「お父さんや、お母さん、おじいさんやおばあさん、兄弟など、

すでに亡くなった人と、月に何回も夢で会う」 というように、

特定の人と夢の中で継続して何度も会う場合は、ほんとうに

向こうの世界で会っているのです。


また、この世で何か趣味を持っている人は、あの世でも、同じ趣味を

持っている人のところへ行き、一緒に遊んでいることもあります。


あの世には、そういう趣味に生きている人もいるのです。


たとえば、この世には、将棋の得意な人がいますが、生前、将棋が得意

だった人は、あの世にかえっても、趣味として将棋を続けていることが

ありあす。


この世の人の魂が、睡眠中に肉体を抜け出していって、そういう霊人の

相手をしていることもあるのです。


ところが、朝、目が覚めると、そういうことはケロリと忘れていて、

「将棋の、よい戦法を思いついた。よい手を思いついた」 と感じ、

新しい差し方を、インスピレーションを受けて開発した気持ちに

なるわけです。


そのように、あの世の人と共同で、何かを研究していることもあります。


生きている人間であっても、こういうかたちで、あの世にいっている

ことがあるのです。


睡眠中に行く、あの世の世界のことを、よく 「夢幻境」 と

言っています。


霊界のあまり深いところまでは行けないので、普通は、4次元幽界の

入り口付近に行っています。


心境が悪く、精神的に追い詰められているような場合は、地獄界の

ほうに行くこともありますが、地獄界でも、底辺までは行かず、

わりに浅い所に行って、そのあたりをうろうろしています。


そういう、すぐ戻ってこられるぐらいの所に、しばしば行って

いるのです。


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